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24歳の気まま日記


by rarierurero
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「いま、会いにゆきます」

「いま、会いにゆきます」読みました。
(実は読んだのはだいぶ前なのですが、忘れないうちに感想感想(..)φ)

すごい素敵な愛の物語だなって思いました。

死んだはずの最愛の妻が、自分と息子の所に戻ってくる。
しかも、雨が終わる季節までという期限付きで。

確かにありえない設定ではあるけども、
違和感は全く感じずに(少しだけ感じましたが)、
逆にその設定の中に引き込まれていきました。
読み終わったときには、現実に起こりうるのではないか
と信じてしまったほどです(だから余計に切ない(TT))。

一日一日が心地よくゆっくり流れていく中で、
自分の運命を知ってしまった女の、愛する男への献身愛。
一度味わった別れの切なさから逃れられずに、
愛情と不安と希望の中で、頑張って生きていこうとする男。

切なくって大泣きしてしまったけど、
別れの辛さと向き合いながらも、
頑張って生きていこうとするその男の姿や、
何があっても頑張って愛し抜こうとするその女に
深く感銘を受け、とっても勇気付けられるので、
後味はそんなに悪くないです。

はぁ~・・・今思い出しても本当に切ない


市川拓司さんの本はどれも良いに違いないと思い、
「恋愛写真ーもうひとつの物語」を購入しましたが、
全然よくなくってびっくりしました。

要点を言ってしまうと、
「くさい人」と「さえない子」の純愛で、
「さえない子」が「くさい人」の気を一生懸命引こうとする物語。

これも悲恋ではあるけれども、「あら、そう。」で終わってしまいました。
by rarierurero | 2005-03-13 18:01 |